新菱冷熱工業「施工図描画ロボット」の開発
先日こんな記事がネットに上がっていました。一瞬「おっ、とうとうAIが施工図を描く時代の到来か?」と思いましたが違いました。
施工図を描くのは「スラブの上」です。どうやら位置情報と施工図データを基に墨だしロボットがスラブ上に自動で描画していくそうです。
これは是非とも使ってみたい・・・BIMを用いた様々な技術は日々発表されていますが、これはなかなか現実的に使えるのではないかとワクワクしています。
一方こういった最新の技術があっても現場への採用は統括するゼネコンの理解があってこそ。片づけない、ものを置きっぱなしの状況にされるとせっかくのロボットも動かないわけで。
日々現場の新しい技術が生まれていく中で、統括する立場の人たちはある程度は知ろうとしてくれるでしょうが全てを網羅することなんて到底できません。ましては近年はICTツールが非常に多く複雑になっています。
ますます専門業者の力量範囲が拡大していく中でゼネコンが全てを管理する体制はもう時代にそぐわないのでは?とも最近思います。求められるのは耳を傾け、理解をしようとする姿勢。
ぜひとも今後も出てくる新しい技術が現場で活かせる環境が当たり前になって欲しいですね。
↓記事はこちら