三建設備工業に見る設備施工管理の未来

日報(雑談)

ZEB、脱炭素などの社会的課題から働き方改革、建設DX・・・めまぐるしく変化が訪れる建設業ですが、まだまだ施工管理にとって十分な改善はできていない状況だと思います。

今年も6月に入り梅雨の時期です。ある日建設関連のニュースを見ていると、あるプレスリリースが目に留まりました。

三建設備工業HPより

どうやら大手サブコンである三建設備工業株式会社が女性社員を中心としたZEBプロジェクトを行うとのこと。建築・電気・設備の全ての設計・施工を自社で行う点についても驚きです。

私が期待することは、アドバイザー的な人を除いて女性「中心」ではなく「原則全員女性」でプロジェクトを完遂して欲しいという事。

男性の働き方に女性が合わせるのではなく、女性がやりやすい形で建設プロジェクトを進めていったらどうなるのか?

1現場だけでは評価はできないかもしれませんが、今後の建設業の働き方に関する大きなヒントが隠れていると期待します。

しかも今回は建築工事から全て三建設備工業です。普段は分かれている各社の協力体制の在り方やBIM等のフロントローディングも含めてどんな方法が出てくるのか?その結果を注視したいと思います。

こういった取り組みが増え、真の働き方改革が実現されることを大いに期待します。